文化公共事業
前回の続きで文化話。
先月末、友人たちが出演した「大韓民国バンドフェスティバル」(だったけな、似たようなの他にたくさんあるし)というのに行ったんですが……
漢江公園にわざわざ大きなステージを作って、万単位の人間が来ても大丈夫なように作られていましたが、たぶん3000人くらいしか来てなくて、普通に考えればどう見ても「失敗」。
このフェスティバルは、とあるロック評論家の人が企画したものだそうですが、こういうのにいちいち、文化観光部から1億ウォンくらい支援が出るらしいんですね。
どうりで運営側にもスタッフにも全然緊張感がないし、ファンサービスみたいな考えもほとんどないっぽいし……
この手のイベントは企画立案がちゃんとしてなくて、出演者の側も大変らしい。
日本で考えると、地域振興みたいな枠組みの中での公的支援がよくあると思うが、ここはソウルの真ん中で……こっちでは地域みたいのより、国の枠組みがはるかに強いような。
あと、たとえばホンデにある小さなインディー・レーベルとかも、審査に通れば、アルバム一枚出版するごとに500万ウォンとか、支援がもらえるらしい。
要するに、日本では主に「土建」のイメージがある、上からのバラマキみたいのが、韓国では「文化」の名の下に行われてるとしか思えないんですね。前回も書きましたが、人文社会系のアカデミズムにも、割と関係のある動きで。
日本にいると、韓国の文化振興政策のうち、成功例の話を聞くことが多いんだけど……こっちから見てると、時にろくでもない側面の方が目についたりする。という話。
ところで……
またノーブレインの話で恐縮なんですが(笑)、今日は「MBC映画大賞」っていう、テレビの全国局主催の映画賞の授賞式。セレブ満載の会場で「ラジオ・スター」に使われた曲を歌っていた。
もろスノッブな雰囲気の中で、頑張って暴れていたのだが……まあ単純にうれしかったんだけど、なんか江南と江北の文化差みたいのを感じるというか。それもまあ追い追いに……。
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