4月7日、関東社会学会の例会に出ます
ご報告が遅れて申し訳ありません。本日7日の午後2時より、立教大学です。
以下にご案内を転載させて頂きます。かなり心配なんですけど、頑張ります。
なんかここ、告知板と化してますけど……リハビリしなきゃ。頑張ろうぜ、おれ。
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テーマ: 現代の『保守』――何が新しいのか?
司会者: 野上 元(筑波大学)
日 程: 2007年4月7日(土) 14:00~18:00
場 所: 立教大学 太刀川記念館 第1・第2会議室
報 告:
(1):高原基彰(東京大学大学院)
「現代における保守化とは何か――日韓におけるポスト高度成長の民主主義」
(2):塩原良和(東京外国語大学)
「ネオリベラル多文化主義の台頭と移民の選別/管理/排除――オーストラリアの事例から」
研究例会概要
奥村 隆 (担当理事・立教大学)
現在、高度成長期や80年代・90年代とは異なる形での、「保守化」と呼べる動きが生じているのではないか。「『保守化』を検証する」部会は、この問題意識から、1年目の研究例会ではネット上の差別発言についての報告、「保守」を公共哲学に位置づける報告を、大会シンポジウムではジェンダーフリー・バッシング、市民活動や「市民」概念の変質、若者の「保守化」とナショナリズムについての報告をいただき、議論を行った。
2年目の本部会は、「現代の『保守』――何が新しいのか?」という問いを掲げて、この動きにアプローチする。かつての「保守」が利益の社会的再分配型の構造を志向していたとするならば、現在の「保守」はむしろその構造を破壊し、さらにはそれによって真っ先に犠牲となるような位置にいる人々がその動きを支持するという、逆説的な現象まで見られる。そうした動きが現在、日常性のなかに浸透し、同時により大きな構造となって立ち現れ、日本社会を支配しつつある。現代の「保守」は、かつてと比べ何がどう「新しい」のか。それはなぜなのか、だれがそれを支持しているのか。
これをとらえるには、現代の「保守」の歴史的な文脈における位置取りを探る試みと、同時代的に多くの社会で見られる「保守化」の趨勢をグローバルな視点から比較する試みを必要とするだろう。2年目の研究例会では、東アジアとオーストラリアにフィールドを持つふたりの研究者にご報告いただく。高原基彰氏(東京大学大学院)には、日本と韓国を事例に、開発主義的な分配構造と親和的な「保守」に対して80・90年代を中心に提示された代案が、後に「失敗」とされるようになったことが、現在の「保守化」の一因ではないかという論点を、両国の比較から論じていただく。また、塩原良和氏(東京外国語大学)には、「多文化主義」が福祉国家の後退とともにネオリベラリズム的なものへと再編成されつつあり、これが移民受入政策における選別の強化や外国人への排外主義をもたらすことを、1990年代以降のオーストラリアを事例として論じていただく。
なお、大会シンポジウムでは大澤真幸氏(京都大学)、北田暁大氏(東京大学)、上野千鶴子氏(東京大学)にご報告いただく予定である。このアクチュアルな課題に社会学が何を提示しうるか、研究例会、大会を通して多くの参加者との活発な議論を期待している。
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