« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月10日 (火)

PARC自由学校で、秋口に講座を持たせて頂きます

相変わらずバタバタしておりまして……そろそろホンデの我が家に帰りたい……などと、ダメ人間の地が出てきている31歳の春です。帰ったらクーラー買わなきゃ。

告知が遅くなってしまい申し訳ありませんが、「PARC自由学校」にて講座を持たせて頂くことになりました。10月か11月のいずれかです。講義タイトルなどは仮名の段階で、そして錚々たる面々の中でプレッシャー満載なのですが……どうぞお見知り置きをよろしくお願いいたします。

PARCのホームページはこちらです↓
http://www.parc-jp.org/

##
以下、アジア太平洋資料センター(PARC)が主催する
講座の案内です。

http://d.hatena.ne.jp/parcfs2007/20070302

PARC自由学校2007・講座14「不安社会ニッポン」をどう生きるか

少子高齢化、格差社会化、セキュリティ化……。得体の知れない閉塞感が広がる日本社会。私たちから共感や共存を奪い、生き難さを感じさせている本質には何があるのか? この隘路から抜け出すために、私たち一人ひとりはどのような現状認識を持ち、思考し、対処していけばいいのか? ここでは「不安」をキーワードに、現代日本を象徴する諸問題を取りあげながら、思考や眼差しの転換と〈オルタナティブ〉の構築に向けた議論を展開していきます。

●2007年5月~2007年12月●基本的には隔週月曜日19:00~21:00●全14回/定員30人●受講料38,000円

5/7 19:00~21:30
オリエンテーション
若者の貧困と日本の未来
●杉田俊介(ケアワーカー・ライター)
●湯浅 誠(「自立生活サポートセンター・もやい事務局長・便利屋あうん代表)

5/21
「野宿者襲撃」が起こる社会から「連帯」を育む社会をどうつくるか
●生田武志(野宿者ネットワーク)

6/1(金)
「放送禁止」「自主規制」「翼賛化」のメディアに抗して
●森 達也(映画監督・作家)

6/4
自殺者3万人の社会――みんなが生きられる社会への視点
●清水康之(自殺対策支援センター・ライフリンク代表)

6/18
社会的排除とスペクタクル国家
●渋谷 望(千葉大学文学部助教授)

6/23(土)16:00~18:00
学校を「聖域」にするな! 追い詰められる教室からの脱出作戦を考える
●牧野 剛(河合塾講師・翔学舎校長)
●内藤朝雄(明治大学文学部助教授)

7/2
国家再編と「下から」のナショナリズム
●萱野稔人(東京大学21世紀COE研究員)

7/23
「尊厳死」法案と生命の切り捨て
●小松美彦(東京海洋大学海洋科学部教授)

9/3
生きる権利を奪う「自立支援」─自立を阻むこの国の制度
●多田 薫(きょうされん(旧・共同作業所全国連絡会)事務局長)

9/29(土)16:00~18:00
ロストジェネレーションの闘争/逃走論
●雨宮処凛(作家)
●赤木智弘(ライター・フリーター)

10/15(仮)→11/26に変更の可能性あり
「保守化」とは何か―若者との関わりを中心に
●高原基彰(日本学術振興会特別研究員)

10/29
ベーシック・インカム―持続可能な税制と社会保障を考える
●小沢修司(京都府立大学教授)

11/12
格差/階級社会日本―何が問題なのか
●橋本健二(武蔵大学社会学部教授)

12/10
〈不安社会〉からの出口を設計する
●上野千鶴子(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
●北田暁大(東京大学大学院情報学環助教授)

|

2007年4月 7日 (土)

4月7日、関東社会学会の例会に出ます

ご報告が遅れて申し訳ありません。本日7日の午後2時より、立教大学です。
以下にご案内を転載させて頂きます。かなり心配なんですけど、頑張ります。

なんかここ、告知板と化してますけど……リハビリしなきゃ。頑張ろうぜ、おれ。

##
テーマ: 現代の『保守』――何が新しいのか?
司会者: 野上 元(筑波大学)
日 程: 2007年4月7日(土) 14:00~18:00
場 所: 立教大学 太刀川記念館 第1・第2会議室
報 告:
(1):高原基彰(東京大学大学院)
「現代における保守化とは何か――日韓におけるポスト高度成長の民主主義」
(2):塩原良和(東京外国語大学)
「ネオリベラル多文化主義の台頭と移民の選別/管理/排除――オーストラリアの事例から」

研究例会概要
奥村 隆 (担当理事・立教大学)

 現在、高度成長期や80年代・90年代とは異なる形での、「保守化」と呼べる動きが生じているのではないか。「『保守化』を検証する」部会は、この問題意識から、1年目の研究例会ではネット上の差別発言についての報告、「保守」を公共哲学に位置づける報告を、大会シンポジウムではジェンダーフリー・バッシング、市民活動や「市民」概念の変質、若者の「保守化」とナショナリズムについての報告をいただき、議論を行った。
 2年目の本部会は、「現代の『保守』――何が新しいのか?」という問いを掲げて、この動きにアプローチする。かつての「保守」が利益の社会的再分配型の構造を志向していたとするならば、現在の「保守」はむしろその構造を破壊し、さらにはそれによって真っ先に犠牲となるような位置にいる人々がその動きを支持するという、逆説的な現象まで見られる。そうした動きが現在、日常性のなかに浸透し、同時により大きな構造となって立ち現れ、日本社会を支配しつつある。現代の「保守」は、かつてと比べ何がどう「新しい」のか。それはなぜなのか、だれがそれを支持しているのか。
 これをとらえるには、現代の「保守」の歴史的な文脈における位置取りを探る試みと、同時代的に多くの社会で見られる「保守化」の趨勢をグローバルな視点から比較する試みを必要とするだろう。2年目の研究例会では、東アジアとオーストラリアにフィールドを持つふたりの研究者にご報告いただく。高原基彰氏(東京大学大学院)には、日本と韓国を事例に、開発主義的な分配構造と親和的な「保守」に対して80・90年代を中心に提示された代案が、後に「失敗」とされるようになったことが、現在の「保守化」の一因ではないかという論点を、両国の比較から論じていただく。また、塩原良和氏(東京外国語大学)には、「多文化主義」が福祉国家の後退とともにネオリベラリズム的なものへと再編成されつつあり、これが移民受入政策における選別の強化や外国人への排外主義をもたらすことを、1990年代以降のオーストラリアを事例として論じていただく。
 なお、大会シンポジウムでは大澤真幸氏(京都大学)、北田暁大氏(東京大学)、上野千鶴子氏(東京大学)にご報告いただく予定である。このアクチュアルな課題に社会学が何を提示しうるか、研究例会、大会を通して多くの参加者との活発な議論を期待している。

|

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »